2012年3月29日木曜日

素材と色彩を待つ、MATECO箱


MATECO 箱は12cm角の小さな桐箱です。
このMATECO箱は『十人素色-決定の論理-』にご登壇頂く10組のレクチャラーの方々にお渡しし、これまでに手がけられたプロジェクトやご自身の専門分野に欠かせない『素材と色彩』を詰めて頂くよう、お願いをしているものです。

MATECO→玉手箱、といささかダジャレ混じりではありますが、大真面目に、素材と色彩の多様な魅力を伝えたい、そして様々な決定の方法論・論理を視覚的な情報としてストックしていきたい、という思いから生み出された展示の方法であり、あえて箱に共通のモジュールを用いることにより、中身を一層際立たせることができるのでは、と考えています。

まさに十人十様、どのような素材・色彩が登場するか、私たちも当日までわくわくしながら待つこととなります。
そこには実物の素材の他、何かプロジェクトのイメージや雰囲気を想起させるものが登場するかも知れません。10組の方には思考の一端を切り取って頂き、小さな箱の中に凝縮し披露して頂くという大変無理なお願いをしてしまいましたが、MATECOらしい素材と色彩の表し方が実現するのではないか、と思っています。

10組のレクチャラーの方に製作して頂くMATECO箱を実際に見ることができるのは、今のところ421日(土)、会場のみとなりますので、どうぞお楽しみに。
来年、再来年と回を重ね、100個集まった折には、大MATECO展を開催したいと考えています。
名付けて『貯まって小箱展』。

…お後が宜しいようで。

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