素材色彩研究会MATECO第1回目のWSは『まちの色を測る』がテーマです。
「色のものさし」であるマンセル表色系を活用した色見本帳を用いての色彩調査・分析方法は、景観計画における色彩基準の策定や運用等に広く用いられ、客観的・科学的な検証や秩序ある色彩選定方法の構築に役立てられています。
色を数値化し複数のデータを集計することにより、通りや地域が持っている「色彩的な特徴・傾向」を読み解く方法を実際に体験し、データの読み取り方や検証の仕方を考えるWSです。
今回のWSでは単に色を測るという行為のみだけでなく、数値から何を読み解き、その地域での計画にどういった点を反映させるべきか、という分析・検証がセットになっていますので、建築・土木・ランドスケープ・インダストリアル…等の設計・デザインに関られる方々に、ぜひご参加頂きたいと思います。
市販の色見本帳を用いた視感測色の方法やコツが体験できるWSです |
測色値の集計方法を体験し、数値からまちの色を読み解く方法を体験して頂きます |
尚、このWSの調査・集計結果はNPO法人GSデザイン会議が発行するフリーペーパー第二号に掲載されるG-SampoMAPのデータとして活用します。
様々な要素・分野をつなぐ素材や色彩を切り口から、『Ground Scape』を体験して頂きたいと思います。
●対象:環境を取り巻く様々な素材・色彩に興味のある学生及び社会人若手
●対象エリア:東京都千代田区神田の書店街
主に外装基調色・舗装・ストリートファニチャー・屋外広告物の測色を行います。タイル等の素材色は測色が多少難しいのですが、その測り方や素材の見方のコツなども交え、測色方法を体験して頂きます。
測色に必要な色見本帳はこちらで用意しますが、筆記用具・カメラはご持参下さい。
※メモ紙を挟んだA5サイズのクリップボードがあると便利です。
※定員以上のお申し込みを頂きましたので、4/14、いったん締め切らせて頂きます。
●日時:2013年4月20日(土) 10:00~15:00終了予定 ※荒天中止
●内容:
10:00~11:30 対象エリアの測色 ※神保町駅集合
11:30~12:30 神田で昼食(神田の老舗・カレーのエチオピアやてんぷらのいもや等)
13:00~ 本郷幸伸ビルGroundScape Knotに移動
測色結果の集計と分析方法のスタディ
●参加費:無料(昼食代及び移動の交通費は各自負担)
●申し込み先:100mateco(アットマーク)gmail.com
お名前・連絡先・所属をご記名のメールをお送り下さい。
MATECO代表 加藤幸枝・田村柚香里
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