2013年7月29日月曜日

素材色彩研究会MATECO連続セミナー『都市・まちの素材と色彩-02』 開催のお知らせ

素材色彩研究会MATECOでは、都市・まちの素材と色彩をテーマとした連続セミナーを実施しています。
世界の様々な都市の地域性豊かな素材・色彩について、現地に渡航・滞在経験のある方々にご紹介頂くことの他、それぞれの分野に係わりのある素材や色彩が、その地でつくりあげられてきや景色の成り立ちを紐解いて行きたいと考えています。

その地域特有の景色の生成に大きく影響を与えている素材や色彩、独自の工法等にフューチャーすることにより、素材と色彩の関係性やそれぞれが持つ構造を探り出したいと思います。またその地域ならではの素材と、その地理的環境や状況における素材や色彩の使われ方を学び、日本のまちの保存や再生、そしてより豊かなまちなみの創造に向けて役立てて行きたいと思っています。


第二回はゲストに色彩計画家の吉田愼悟氏、聞き手に都市計画家の小出和郎氏をお迎えします。
フランスのカラリスト、ジャン・フィリップ・ランクロ氏のアトリエに研究留学し、環境色彩デザインの手法を日本で広めてきた吉田氏に、留学当時のパリと現在、そして日本を比較しながら、“図が映える地としての街並み”について、語って頂きます。
また小出氏が所属する都市環境研究所から委託を受け、吉田氏が1980年に実施した広島大学統合移転計画のための環境色彩調査は、その後長きに渡りアーバンデザインと色彩の良好な関係性を築くきっかけとなりました。当時の試みを元に、これからの地域の景観形成のあり方や展望について、アーバンデザインの視点からも素材と色彩を読み解くことができれば、と考えています。

吉田氏は2013年5月にパリを再訪してきたとのこと、最新事例も数多くご紹介頂けるそうです。皆様、ぜひお誘いあわせの上、ご参加下さい。

連続セミナーのお知らせ


エッフェル塔他、様々な建築物の測色結果もご紹介致します

●日時:2013年916日(月・祝) 1330開場 1400開演 1730終了予定 

●場所:代官山ヒルサイドテラス E棟ロビー

●第二回ゲスト
吉田愼悟(色彩計画家)× 聞き手:小出和郎(都市計画家)
第三回(2013年11月中旬)ゲスト/蘆田暢人(建築家)
第四回(2014年2月上旬)ゲスト/高山登志彦(煉瓦職人)
※三回目以降の日程・聞き手は調整中です。

●お申込み
お名前(ふりがな)・連絡先・所属を明記の上、以下メールアドレスよりお申し込みください。
100mateco(アットマーク)gmail.com

●定員
先着45

●参加費
1,000円(ワンドリンクつき)